「ぼーっとしている」「風邪を引きやすい」「勉強やスポーツに集中できない」…その原因、実は「呼吸」にあるかもしれません。心身統一合氣道の創始者・藤平光一先生が遺した【気の呼吸法】で、子どもの才能と健康を最大限に引き出す方法をご紹介します。
お子さんのお口、ぽかんと開いていませんか?
「うちの子、集中力が続かなくて勉強に身が入らない…」
「スポーツをやっているけれど、本番になると緊張して本来の実力が出せない…」
「いつもなんだか疲れ気味で、風邪ばかり引いている…」
愛するわが子のそんな姿を見て、
「どうにかしてあげたい」「健康で元気に育ってほしい」と心を痛めている親御さんは少なくありません。
結論から申し上げます。
もしお子様が普段から「口呼吸」になっているなら、
それがあらゆる不調や集中力低下の根本原因である可能性が極めて高いです。
人間は本来、「息は必ず鼻から吸う」ように作られています。
これを放置したまま塾に通わせたり、スポーツの猛練習をさせたりしても、
土台が崩れているため思うような成果は出ません。
- 子どもを脅かす「口呼吸」の危険な弊害
- 誰も教えてくれなかった「リラックス」と「脱力」の決定的な違い
- 伝説の武道家・藤平光一先生が考案した「気の呼吸法」
- 今夜から自宅で15分!親子でできる実践的な正しい呼吸プロセス
今すぐチェック!口呼吸が我が子にもたらす4つの恐ろしい弊害
ゲームをしている時、テレビを見ている時、
あるいは寝ている時…あなたのお子さんのお口は「ぽかん」と開いていませんか?
「ただの癖でしょ?」と軽く考えてはいけません。
呼吸の入り口が「鼻」から「口」に変わるだけで、子どもの成長と健康には想像以上の悪影響が及びます。
1. 免疫力の低下(病気になりやすい)
鼻には空気中の細菌やウイルスを取り除く「フィルター機能」と「加湿機能」があります。
口呼吸をすると、冷たく乾燥した雑菌だらけの空気が直接体内に入り込み、風邪やアレルギーを引き起こします。
2. 集中力・記憶力の著しい低下
口呼吸は浅い呼吸になりやすく、脳への酸素供給量が不足します。その結果、頭が慢性的にボーっとし、授業に集中できない、落ち着きがない状態を作り出してしまいます。
3. 姿勢悪化と面長な顔立ち(骨格への影響)
常に口を開けていると、舌の位置が下がり、あごの発達が妨げられます。歯並びが悪くなるだけでなく、気道を確保するために猫背になり、姿勢までもが崩れてしまいます。
4. 自律神経の乱れと睡眠不足
口呼吸は交感神経を優位にし、常に緊張状態を作り出します。いびきや浅い睡眠の原因となり、寝ても疲れが取れない子どもになってしまいます。
「呼吸法」は学校では教えてくれない
私たちは生まれてから死ぬまで、一刻も休むことなく呼吸をし続けています。
食事は数日摂らなくても生きていけますが、呼吸は数分止まるだけで命に関わります。
つまり、呼吸は人間が生きていく中で「一番最初に学ぶべきこと」なのです。
「学校では国語や算数、走り方や泳ぎ方は教えてくれるのに、
『正しい心の静め方』や『正しい呼吸の仕方』は誰も教えてくれなかった」
土台である「呼吸」を正しく教わっていないため、
どんなに素晴らしい教育を受けさせても、どんなに良いスポーツの指導を受けても、
本番で緊張して固まってしまったり、土壇場で成果が出せなかったりするのです。
正しいリラックス方法とは??
呼吸の本来の目的は、心と体を「リラックス」させることです。
「リラックス」と「脱力(だつりょく)」は明確な違いがあります。
「力を抜きなさい」と言われて、体をフニャフニャにしてしまっていませんか?
それはリラックスではありません。
【脱力】= エンジンが切れている状態
単にへなへなと力が抜けている状態。アクセルを踏んでもすぐには動けません。
いざという時に素早く対応できず、心も体も「無気力」になっています。
【リラックス】= 車が赤信号で一時停止している状態
エンジンはかかっていて、いつでも発進できる準備が整っている状態。無駄な力みは一切ないのに、全身に静かなエネルギーが充満しており、生き生きとしています。
子どもがテストで最高の集中力を発揮するとき、あるいはスポーツで最高のパフォーマンスを出すとき、
心身はこの「いつでも動ける赤信号の一時停止状態(=真のリラックス)」でなければなりません。
この真のリラックス状態を一瞬で作る技術こそが、今回ご紹介する「気の呼吸法」なのです。
藤平光一先生の「氣の呼吸法」とは?
「気の呼吸法」とは、心身統一合氣道の創始者である藤平光一(とうへい こういち)先生が提唱された、
人間本来の力を最大限に引き出すための呼吸法です。
藤平光一先生とは?
偉大な武道家であり「心の使い方」の先駆者合氣道十段。王貞治氏に「一本足打法」の極意(動揺しない心の整え方)を指導したことでも広く知られています。長男である藤平信一先生(現・心身統一合氣道会 会長)へ継承され、現在もプロスポーツ選手、音楽家、経営者、教育関係者など、世界中で実践されています。
藤平光一先生のエピソードで非常に印象的なものがあります。
戦時中、猛烈な砲撃が飛び交う戦地においても、
藤平先生は常にこの呼吸法を行い、心を静め、平静を保ち続けました。
その結果、自分自身だけでなく、率いていた部下全員を一人も死なせることなく無事に帰還させたのです。
命の危険に直面する極限状態においてすら、
心を落ち着かせ、正しい判断を下すことを可能にしたのが、この「気の呼吸法」です
【実践ステップ】今夜から始める!寝る前15分の「気の呼吸法」
具体的にどのように行えばよいのでしょうか?
難しい知識は一切不要です。
基本姿勢と呼吸のコツを押さえるだけで、今夜からすぐにお子様と一緒に実践していただけます。
正座、または椅子に浅く腰掛けます。背筋を無理に伸ばすのではなく、
身体の重みを下腹部(臍下丹田:せいかたんでん)にすっと静めて安定させます。
肩の力を抜き、目を軽く閉じます。
少し口を開け、「ハー」と静かに息を吐き出します。
息が宇宙の果てまで無限に飛んでいくイメージを持ちます。
苦しくなるまで吐くのではなく、自然に息が吐き終わるまで優しく吐き切ります。
吐ききったら口を閉じ、必ず「鼻から」息を吸います。宇宙の無限の「気(エネルギー)」が鼻を通って全身に満ち渡っていくイメージです。身体が自然に満たされるまで吸い込みます。
吸い終わったら、息を無理に止めるのではなく、
心が落ち着くまで一瞬静めてから、再び静かに口から吐き出していきます。これを繰り返します。
現代は大人も子どもも、人間関係や日々の忙しさで心が疲れ切ってしまいがちです。心に余裕がないときこそ、まずはこの15分の呼吸で自分自身のエンジンを優しく整えてあげましょう。
まとめ:口呼吸をやめて正しい呼吸を!
・お子さんの「口呼吸」は今すぐ「鼻呼吸」へ改善する
・息は必ず「鼻から吸う」のが鉄則
・ リラックス=車が赤信号で一時停止している準備万端の状態
・ 今夜から寝る前15分間、親子で「気の呼吸法」を試してみる
勉強でも、スポーツでも、人生のあらゆる場面でも、
本当に必要なのは「自分自身で心を静め、本来の能力を100%発揮する状態を作る力」です。


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