ストライダーは公園でもよく見かけますが、安い買い物ではないので、本当に買う価値があるのか気になる方も多いのではないでしょうか。
「三輪車や補助輪付き自転車でもいいのでは?」
「すぐに乗らなくなったらもったいない」
と迷っている方もいると思います。
この記事では、娘が3歳のときに買い、今は3歳の息子が乗っているストライダーを4年以上使ってわかったメリット・デメリットを、実際の体験をもとにレビューします。
ストライダー スポーツモデルの基本情報
我が家で使っているのは、ストライダーの「スポーツモデル」です。
ペダルもブレーキもない、足で地面をけって進む12インチの乗り物で、ハンドルにパッドが付いていたり、サドルの高さを工具なしで変えられたりと、ベーシックなモデルより少し使いやすくなっています。

| サイズ | 12インチ |
|---|---|
| 対象年齢 | 1歳〜4歳 |
| 体重制限 | 27kgまで |
| 本体の重さ | 約3kg |
| ペダル・ブレーキ | なし(足でけって進み、足で止まる) |
| サドル | レバー式で高さ調整は工具いらず。現行モデルは座面のクッション性が改良されている |
| ハンドル・グリップ | 細めで握りやすい柔らかなラバーグリップ。 転んだときの衝撃をやわらげるハンドルバーパッド付き |
| 保証・サポート | 2年保証。部品を常に在庫していて、メンテナンスやパーツ交換の相談もできる |
| 安全基準 | アメリカのCPSC、ヨーロッパのCEの認証を取得 |
※CPSC:アメリカの消費者製品安全委員会。子ども向けの製品などの安全性をチェックする、アメリカ政府の独立機関
※CE:EU(ヨーロッパ連合)の安全基準を満たした製品に付けられる認証マーク
※仕様は変わることがあるので、購入前に公式サイトや販売ページで確認してください
4年使ってわかったストライダーのメリット
自転車の練習が1〜2日で済んだ
いちばんのメリットは、やはり自転車にすぐ乗れるようになったことです。
娘は3歳から2年ほどストライダーに乗り続け、いざ自転車に乗り換えると、練習した時間は本当に1日か2日くらいでした。
年長の段階で一人で乗れるようになり、こんなに苦労せずに乗れてしまったことに、正直ちょっと感動しました。
僕自身が自転車に乗れたのは小学2年生くらいで、5・6年生になっても乗れない子がいた時代です。
それを考えると、年長で乗れたのはなかなかすごいことではないでしょうか。これは完全にストライダーのおかげだったと思います。
ストライダーは足でけって進むので、遊んでいるうちに自転車に乗るためのバランス感覚が自然と身につきます。
三輪車や補助輪付き自転車はハンドルを切って曲がるため、体重のかけ方が普通の自転車とは逆になるようで、そのぶんストライダーのほうが自転車へスムーズに移れるようです。
実際、ストライダーに乗っていた子の親の約8割が「自転車にすぐ乗れた」と感じているようです。
僕が子どもの頃はストライダーのようなものがなく、母に後ろを押さえてもらいながら練習しました。
母はいつの間にか手を離していて、一人でこいでいることに気づいてびっくりした瞬間、そのまま転んでしまった記憶があります……
ストライダーに乗せておけば、こんな危ない練習をしなくても、勝手に乗れるようになります。
成長に合わせて4年以上使える
娘が3歳のときに買ったストライダーは、今は3歳の息子が乗っていて、もう4年以上使っています。
とても丈夫で、今のところ不具合はまったくありません。メーカーも、子どもが手荒に扱っても壊れないよう、軽さと丈夫さにこだわって作っているようです。
万が一壊れても、2年保証があり、部品も常に用意されているので、修理して長く使えるのは安心です。
長く使えるもう一つの理由が、サドルの高さを工具なしで変えられることです。
スポーツモデルはレバーをゆるめるだけで高さを調整できるので、子どもの成長に合わせて、気づいたときにその場でさっと合わせられます。
目安は両足のかかとが地面につく高さで、これに合わせておくとバランスを崩したときにすぐ足をついて止まれます。
安い買い物ではありませんでしたが、数年間使えて、姉と弟の2人が乗れて、そのうえ自転車の練習もほとんどいらなかったと考えると、金銭的なデメリットはほとんどありませんでした。
兄弟姉妹がいる家なら、お下がりで使えるのも大きなポイントです。
子どもが楽しんで乗ってくれる
今は3歳の息子が、一人ですらすらとストライダーに乗っています。
公園を楽しそうに走り回る姿を見ていると、練習させているという感じはまったくなく、遊びの延長で自然と上手になっていくのがわかります。
3歳くらいから乗せておくと、ちょうどいいと感じます。
ストライダーは自転車の練習のためだけの道具ではなく、平らな場所なら芝生や砂利道でも楽しめる乗り物です。
メーカーによると、乗っているうちにバランス感覚だけでなく、体幹やメンタルの強さも育つことが期待できるようです。
楽しく遊んでいるうちに、体の使い方まで身についていくのがストライダーのいいところです。
使ってわかったデメリットと注意点
ブレーキがないので公道と下り坂はNG
ストライダーにはブレーキもライトもついていません。ペダルのない乗り物は自転車ではなく遊具の一種という扱いになるので、公道では走れません。
また、下り坂ではスピードが出て止まれなくなります。娘も一度、坂道で止まれずに転んだことがありました。乗るときは必ず平らな公園で、ヘルメットをかぶらせて乗せましょう。我が家でも、ストライダーに乗るときはヘルメットを欠かさずかぶらせています。
メーカーも安全に乗るために、公道を走らないこと、ヘルメットを必ずかぶること、遊ぶときは保護者が一緒にいることを呼びかけています。小さいうちは、親が近くで見守れる場所で乗せてあげてください。
5分で飽きた日は、帰りはパパが持つ
はりきって公園に持って行っても、5分で飽きてしまう日は、帰りはもちろんパパが持って帰る係です。軽い乗り物ですが、もう片方の手で子どもの手を引いていると、なかなかの荷物になります。
「頑張って乗れた」経験は少し薄くなる
ストライダーのおかげで自転車にすぐ乗れたぶん、「頑張って乗れるようになった」という経験は少し薄くなります。どうしても頑張って乗れるようになってほしいという方にはおすすめしにくいですが、子どもは楽しんで乗りますし、それはそれでいいと思っています。
12インチが小さくなったら14インチに買い替えも
12インチのストライダーが小さくなってきたら、ペダルとブレーキが付いた「ストライダー14x」に買い替える方法もあります。ペダルを外せばストライダー、付ければ自転車として使えるタイプで、娘も12インチの次はこれに乗っていました。
こちらも一度買ってしまえば、兄弟姉妹がいる家なら下の子が大きくなったときにまたお下がりで使えるので、おすすめです。
まとめ:ストライダーは買ってよかった
ストライダーを4年以上使ってみて、自転車の練習がほとんどいらなかったこと、丈夫で姉弟2人が使えたことを考えると、買ってよかったと心から思えます。ブレーキがないので公道や坂道には注意が必要ですが、平らな公園でヘルメットをかぶって乗るぶんには、大きな心配はありません。自転車の練習で親子ともに苦労したくない方、兄弟姉妹で長く使いたい方には、特におすすめです。
3歳になったら、ぜひストライダーで公園デビューさせてあげてください。2~3年後には自転車でも楽しそうに走っている姿が見られるはずです。
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